坂口安吾 『吹雪物語』 遅刻したといふ感じである。 さうしたら、多くの人が集つてゐるべき場所にもはや一匹の野良犬すらも見当らず、すべての人が立ち去つたあとで、虚しいひろさの怖ろしさが頭のしんへ沁みてくる。 そんな苦しい思ひのする怖ろしいひろさであつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア