坂口安吾 『吹雪物語』 我々の周囲には払へども尽きぬ愁ひがあり、嘆けども及ばぬ虚無がある。 その世界では恋のごときが果して何ほどの魔力でありうるだらうか。 女の心と、そして女の肉体が、渇に対する水ほども、心によつて一途にもとめられる時がありえやうとは思はれぬ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア