坂口安吾 『探偵の巻』 翌朝早速京宝撮影所へ電話をかけ、三宅君にサボつてもらふことにした。 直に駈つけた三宅君、不良少女の手紙の山を読みはじめると、ウームと痛烈な呻きを発して喰ひつくやうに手紙を握り、あとは小生の言葉も耳にはいらぬ有様である。 「こりや、いいな。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア