坂口安吾 『探偵の巻』 それといふので、食堂の親爺が張込みにでかけ、漸く娘を連れて帰つた。 この娘、家へ戻つてから頑として口を開かぬ。 何処にどうして暮してゐたか、なんと手をつくしてみても無言の業で、先生になら話すといふ御挨拶ださうである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア