早く来いという合図をしようという考で振り向いた僕は、合図を止めてまた叔父と歩き出した。
そうしてそのまま小坪へ這入る入口の岬の所まで来た。
そこは海へ出張った山の裾を、人の通れるだけの狭い幅に削って、ぐるりと向う側へ廻り込まれるようにした坂道であった。
早く来いという合図をしようという考で振り向いた僕は、合図を止めてまた叔父と歩き出した。
そうしてそのまま小坪へ這入る入口の岬の所まで来た。
そこは海へ出張った山の裾を、人の通れるだけの狭い幅に削って、ぐるりと向う側へ廻り込まれるようにした坂道であった。