坂口安吾 『織田信長』 人音に首をあげたのを見ると、鹿の顔みたいなものに目玉が星のように光り、紅の舌がこれも光りかゞやいて、ちょうど人間の掌をひらいた片腕みたいにチョロチョロ燃えでている。 驚いて逃げて帰った。 十日ほどして、この話が信長の耳にきこえた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア