夏目漱石 『彼岸過迄』 二十二 この細い石段を思い思いの服装をした六人が前後してぞろぞろ登る姿は、傍で見ていたら定めし変なものだったろうと思う。 その上六人のうちで、これから何をするか明瞭した考を有っていたものは誰もないのだからはなはだ気楽である。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア