夏目漱石 『彼岸過迄』 二十四 鏡がそれからそれへと順々に回った時、叔父はこりゃ鮮やかだね、何でも見えると非道く感心していた。 叔父は人間社会の事に大抵通じているせいか、万に高を括る癖に、こういう自然界の現象に襲われるとじき驚ろく性質なのである。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア