坂口安吾 『日月様』 彼氏の賭場に於ける亢奮落胆が忍ばれるようであった。 碁だけなら、さのみツキアイも深まらなかったのだろうが、夕頃、国民酒場へ行列というダンになって、私は彼氏の恩恵を蒙ったのである。 行列の先頭を占めている三十人ぐらいは、みんなバクチ打ちである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア