それから三年すぎていた。
精神病院で、王子君五郎氏の訪問をうけて私も呆れた。
そのときは、附き添いも女房も外出して、私一人であったが、特別私とレンラクのあった人物のほかは、精神病院の錠を下した関所を越え、又、看護婦の認可という関門を越えて、私の病室をつきとめて辿りつくということは不可能なのである。
それから三年すぎていた。
精神病院で、王子君五郎氏の訪問をうけて私も呆れた。
そのときは、附き添いも女房も外出して、私一人であったが、特別私とレンラクのあった人物のほかは、精神病院の錠を下した関所を越え、又、看護婦の認可という関門を越えて、私の病室をつきとめて辿りつくということは不可能なのである。