坂口安吾 『復員殺人事件』 ところが昭和十九年末、空襲の気配も近づきまして、荷物だけ田舎へ疎開という時に、机のヒキダシをしらべますと、この日記帳の包みだけがなくなっておりました」 「日記帳の話を誰に洩らされたのですか」 「私は誰にも洩らしません。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア