坂口安吾 『復員殺人事件』 久七は、その石をかついできて、ドカン、ドカン、井戸へ投げ落した。 井戸といっても、撒水専門の底の浅い水溜めのようなものであったから、やがて石でいっぱいになり、水が溢れてしまった。 そして久七は、ジロリと公一を睨んで、何も言わず立ち去った。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア