坂口安吾 『釣り師の心境』 かすかに鮎とおぼしき味覚の手応えがあるが、概ね頭と骨とそれをつゝむ若干の魚肉の無にちかい量を感じるだけであった。 それでも、昼すぎる頃に、三好の門弟が酒匂川で釣った鮎を持ってきた。 釣り場の料金を払うだけあって、四五寸はあり、二百匹釣っていた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア