坂口安吾 『勝負師』 升田は二日前に名古屋へ来てゐたが、酒をのみつゞけて、節制がなかつた。 彼は木村を呑んでかゝつてをり、負ける筈がないと思ひあがつてゐた。 そして升田は対局の前夜に乱酔して木村と碁をうち、酔ひがさめて、ねむれなくなつてゐた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア