坂口安吾 『勝負師』 然し、勝つかも知れない。 けれども、もしも第四局を失つたら、第五局は必ず負けると思つた。 なぜなら、木村が名人位を失ふ時に漠然と「時代」を感じて敗北の予感に怖れたよりも、もつとノッピキならぬ切実さで、塚田は追ひつめられるに違ひないから。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア