坂口安吾 『勝負師』 ところが、この対局の塚田は、盤に坐つたはじめから、すでに終盤のやうに神経質で、充血し、コメカミに静脈がもりあがつてゐたのだ。 彼の心はコチコチかたまつて、なんの余裕もないやうに見えた。 六三銀(三分)、三六歩、四二王、一六歩。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア