坂口安吾 『勝負師』 まだ二人が対局中の控室でも、誰かゞ云つてゐた。 木村は勝つた時のこと、負けた時のことを考へ、負けても取り乱さないやうに、充分心をねり、覚悟をかためてきてゐるさうだ、といふことを。 負けた時に見苦しい振舞ひのないやうに。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア