坂口安吾 『行雲流水』 そして二人は、夜の明け方、まだまッくらな中を冷い朝風をあびて、すぐお寺の横を走っている鉄道線路へ並んでねた。 「胴体が真ッ二つじゃ汚らしくッてイヤだから」 と、かねて相談の通り、胴体から足は土堤の方へ、クビだけを線路の上へのせたのである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア