私は今まで、全部の完成を見ぬうちに発表した長篇は、すべてが中絶という運命にあった。
これは作者の個性的な性癖の一つで、仕方がないものであろうと思う。
その反面、全部の完成を見るまで発表を控えたものは、二年三年の難航はあっても、それぞれ完成しているのである。
私は今まで、全部の完成を見ぬうちに発表した長篇は、すべてが中絶という運命にあった。
これは作者の個性的な性癖の一つで、仕方がないものであろうと思う。
その反面、全部の完成を見るまで発表を控えたものは、二年三年の難航はあっても、それぞれ完成しているのである。