坂口安吾 『わが精神の周囲』 だが、私の頭は、もう、うまく廻転してくれなかった。 覚醒剤とアドルムを過度に服用しはじめたのは、この時からであった。 東大神経科へ入院したのは二月十七八日ごろのことで、そのときは、喋ることも、歩行もできず、たゞ幻視と幻聴に苦しみつづけていた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア