坂口安吾 『小さな山羊の記録』 この案内人は、生れ故郷の四周にそそり立つあらゆる山々の名も知らなかった。 こうして、私はそれ以来、時々富士見へ出かけたが、この案内人の水際立った不思議さが、結局、何よりの取柄であったようだ。 ほかの思い出は、苦しいことばかりであった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア