坂口安吾 『小さな山羊の記録』 私はキャッチボールのできるような広い和室へ通され、その片隅に炬燵をつくってもらって寝倒れていた。 ただ失意のみをいだいて、京都から戻ってきた。 それでも一月中は、まだ覚醒剤を用い、衰えはてた注意力をなんとかしてかきたて、仕事をしようと努力した。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア