坂口安吾 『安吾巷談』 さらば閑静の道をと音無川の清流に沿うて歩くと、暗闇にうごめき、又はヌッとでてくるアベックに心胆を寒からしめられる。 頼朝以来の密会地だから是非もない。 頼朝が密会したのもこの川沿いの森で、ために森も川も音を沈めて彼らの囁きをいたわったという。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア