坂口安吾 『安吾巷談』 鍵をかけた筈の二枚のガラス戸が折り重って倒れている。 内側の戸が外側に折り重っているのである。 戸外には十五米ぐらいの突風が吹きつけているが、キティ颱風を無事通過した窓が、満月の突風ぐらいでヒックリ返る筈がない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア