坂口安吾 『安吾巷談』 温泉客というものには個性がない。 銀座の酔っ払いは女を見るに恋人という考えを忘れていないが、温泉客は十把一とからげにパンパンがあるばかりで、恋人を探すような誠意はない。 完全に生活圏を出外れて、一種の痴呆状態であり、無誠意の状態でもある。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア