歴とした店構えの酒屋などの主人に限って、後難を怖れて、客のために何の処置もしてくれない。
又、四五十人もいるお客は顔をそむけて素知らぬフリでのんでいる。
うっかりそッちを向いてもインネンをつけられる怖れがあるからで、事実ヨタモノはヨボヨボのジイサンなどをひどくイジメて、正直者がとりなしてくるのを待ち構えてもいるのである。
歴とした店構えの酒屋などの主人に限って、後難を怖れて、客のために何の処置もしてくれない。
又、四五十人もいるお客は顔をそむけて素知らぬフリでのんでいる。
うっかりそッちを向いてもインネンをつけられる怖れがあるからで、事実ヨタモノはヨボヨボのジイサンなどをひどくイジメて、正直者がとりなしてくるのを待ち構えてもいるのである。