夏目漱石 『薤露行』 木に倚るは蔦、まつわりて幾世を離れず、宵に逢いて朝に分るる君と我の、われにはまつわるべき月日もあらず。 繊き身の寄り添わば、幹吹く嵐に、根なしかずらと倒れもやせん。 寄り添わずば、人知らずひそかに括る恋の糸、振り切って君は去るべし。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア