去れど後れたるは病のため、後れながらも参りたるはまことの病にあらざる証拠よといわば何と答えん。
今幸に知らざる人の盾を借りて、知らざる人の袖を纏い、二十三十の騎士を斃すまで深くわが面を包まば、ランスロットと名乗りをあげて人驚かす夕暮に、――誰彼共にわざと後れたる我を肯わん。
病と臥せる我の作略を面白しと感ずる者さえあろう。
去れど後れたるは病のため、後れながらも参りたるはまことの病にあらざる証拠よといわば何と答えん。
今幸に知らざる人の盾を借りて、知らざる人の袖を纏い、二十三十の騎士を斃すまで深くわが面を包まば、ランスロットと名乗りをあげて人驚かす夕暮に、――誰彼共にわざと後れたる我を肯わん。
病と臥せる我の作略を面白しと感ずる者さえあろう。