日本の近代的な出版史は短いけれども、この片りんをとどめた例もないようだ。
全集だ何だと鳴物入りで思いだしたようにやるが、物自体を本来の裸のままオッ放りだして、需要の限り何百千年でもつゞけてやろうというような根気は見当らない。
日本では裸一貫おッ放りだして売れるにまかせるような天然居士の商法がなく、思い出しの鳴物入りだから、出版の実績から、作品の歴史的生命を推定する方法がないようだ。
日本の近代的な出版史は短いけれども、この片りんをとどめた例もないようだ。
全集だ何だと鳴物入りで思いだしたようにやるが、物自体を本来の裸のままオッ放りだして、需要の限り何百千年でもつゞけてやろうというような根気は見当らない。
日本では裸一貫おッ放りだして売れるにまかせるような天然居士の商法がなく、思い出しの鳴物入りだから、出版の実績から、作品の歴史的生命を推定する方法がないようだ。