夏目漱石 『薤露行』 「御身とわれと始めて逢える昔を知るか。 丈に余る石の十字を深く地に埋めたるに、蔦這いかかる春の頃なり。 路に迷いて御堂にしばし憩わんと入れば、銀に鏤ばむ祭壇の前に、空色の衣を肩より流して、黄金の髪に雲を起せるは誰ぞ」 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア