夏目漱石 『薤露行』 ――広き野の草の陰に、琴の爪ほど小きものの潜むを思え。 ――畳む羽に置く露の重きに過ぎて、夢さえ苦しかるべし。 果知らぬ原の底に、あるに甲斐なき身を縮めて、誘う風にも砕くる危うきを恐るるは淋しかろう。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア