そして、これを使い果しても戦果がなければ、最後の覚悟を定める時であった。
礼子は青木の不在の部屋を訪れて、戸田の置き残した手紙をよみ、青木のあまりの窮状に、自分の窮状を忘れた。
彼を窮地から救うために、最後の軍資金の半分をさいてやろうと考えていたのである。
そして、これを使い果しても戦果がなければ、最後の覚悟を定める時であった。
礼子は青木の不在の部屋を訪れて、戸田の置き残した手紙をよみ、青木のあまりの窮状に、自分の窮状を忘れた。
彼を窮地から救うために、最後の軍資金の半分をさいてやろうと考えていたのである。