坂口安吾 『街はふるさと』 礼子は青木の不在の部屋を訪れて、戸田の置き残した手紙をよみ、青木のあまりの窮状に、自分の窮状を忘れた。 彼を窮地から救うために、最後の軍資金の半分をさいてやろうと考えていたのである。 その思いが切なすぎて、礼子の怒りがかりたてられた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア