坂口安吾 『街はふるさと』 悲しくて、怪しいのは、青木の方であった。 罪悪感にさいなまれ、行末を案じ、一人でいると、絶叫したくなり、胸をかきむしりたくなることがあった。 記代子と会うと、逆上的なものはおさまって、平静で柔和になるが、骨がらみの暗さ悲しさはどうにもならない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア