その生態をトコトンまで究めるに、何十年が短い時間だとは思われない。
尾瀬の開発が、世論にのぼってからでも十余年の年月を経ているのに、その責任に対しても特に研究するということがなく、たった十種ぐらいの植物の存在をタテにとって、広大な高原を自分の不急の研究室として原始のままで保存させうるものときめている植物博士の頭の悪さの方が度しがたい。
研究室なり、他の山地なりへ移植を試みる努力をしたという話もきいたことがない。
その生態をトコトンまで究めるに、何十年が短い時間だとは思われない。
尾瀬の開発が、世論にのぼってからでも十余年の年月を経ているのに、その責任に対しても特に研究するということがなく、たった十種ぐらいの植物の存在をタテにとって、広大な高原を自分の不急の研究室として原始のままで保存させうるものときめている植物博士の頭の悪さの方が度しがたい。
研究室なり、他の山地なりへ移植を試みる努力をしたという話もきいたことがない。