芥川賞事件も殺人から民事事件に及んで、誰がワガママ身勝手であるか、ワカラズ屋は誰であったか、その足跡正体をおのずから筆の内外に叙述するとすれば、日本の文運、これによって隆盛をきたすこと明かである。
画伯才媛通人いりみだれて虚実をつくすの壮観、オオ・ミステイクの不良少年少女が手記をものするのとちがって、品格あり、誰の眉をひそめさせるということもない。
しかし「トマサン」という人の一生は日本人には珍らしい。
芥川賞事件も殺人から民事事件に及んで、誰がワガママ身勝手であるか、ワカラズ屋は誰であったか、その足跡正体をおのずから筆の内外に叙述するとすれば、日本の文運、これによって隆盛をきたすこと明かである。
画伯才媛通人いりみだれて虚実をつくすの壮観、オオ・ミステイクの不良少年少女が手記をものするのとちがって、品格あり、誰の眉をひそめさせるということもない。
しかし「トマサン」という人の一生は日本人には珍らしい。