トマサンの如くオボツカナク一生を渡った勇士というものは、彼にもし敵があったとすれば、その敵の中に本当の彼が住んでいたと見てやった方がいいのである。
彼が肯定したものには、同時に絶望したはずだ。
彼が行ったものには、いつも自分がいなかったことを発見していた男なのだ。
トマサンの如くオボツカナク一生を渡った勇士というものは、彼にもし敵があったとすれば、その敵の中に本当の彼が住んでいたと見てやった方がいいのである。
彼が肯定したものには、同時に絶望したはずだ。
彼が行ったものには、いつも自分がいなかったことを発見していた男なのだ。