一尺でも場所が狂うと、私は死んだのであるが、実に巧いところへ落ちたもので、岩と岩の間にリュックサックがつまって、私の鼻から上だけが水の上にでているのである。
私は完全に無抵抗状態であるから、鼻が水上にでていなければ、自分で起き上って鼻をだす精根も分別もなかったのである。
ふと気がつくと、私は息をしているし、鼻から上だけ水の上へ出ているのだ。
一尺でも場所が狂うと、私は死んだのであるが、実に巧いところへ落ちたもので、岩と岩の間にリュックサックがつまって、私の鼻から上だけが水の上にでているのである。
私は完全に無抵抗状態であるから、鼻が水上にでていなければ、自分で起き上って鼻をだす精根も分別もなかったのである。
ふと気がつくと、私は息をしているし、鼻から上だけ水の上へ出ているのだ。