X国はZ国とは勢力対立し、目の敵の間柄であるから、日本が工業をおこしてZ国の東洋市場をいくらかでも荒すというなら不賛成ではない。
そこで日本とX国が密々に交渉をはじめた。
けれども、五百万ポンドといえば、まことに莫大な金額であるし、目の敵のZ国とはいえ、国際間のことは微妙で、いくらの得にもならないことで他国の怒りをまねくようなバカはしたくない。
X国はZ国とは勢力対立し、目の敵の間柄であるから、日本が工業をおこしてZ国の東洋市場をいくらかでも荒すというなら不賛成ではない。
そこで日本とX国が密々に交渉をはじめた。
けれども、五百万ポンドといえば、まことに莫大な金額であるし、目の敵のZ国とはいえ、国際間のことは微妙で、いくらの得にもならないことで他国の怒りをまねくようなバカはしたくない。