御記憶かと思いますが、昨年十二月十六日、茗荷谷の切支丹坂に幸三と申す若者がノド笛を噛みきられ、腹をさかれ臓物をかきまわされて無残な死体となっておりました。
肝臓が奪われておりますので、業病やみの仕業と推定されましたが、生き肝を食うと業病が治るという迷信があるのだそうでございます。
ところが、それより二ヶ月たちまして、本年二月中ごろに、又々同じような事件が起りました。
御記憶かと思いますが、昨年十二月十六日、茗荷谷の切支丹坂に幸三と申す若者がノド笛を噛みきられ、腹をさかれ臓物をかきまわされて無残な死体となっておりました。
肝臓が奪われておりますので、業病やみの仕業と推定されましたが、生き肝を食うと業病が治るという迷信があるのだそうでございます。
ところが、それより二ヶ月たちまして、本年二月中ごろに、又々同じような事件が起りました。