これだけの楽器は儀式の表面へ現れて演奏されるが、この合奏の中絶した時にも常に妙なる好音が小川のせせらぎの如く野辺の虹の如く星ふる夜の物思いの如く甘美に哀切に流れていて、これは物蔭にあるオルゴールの発する音だという。
さてカケコミの唄と音楽に合せてドッと津浪のように又山々のゆれるように無我境の踊りが起るのであるが、これは許されて信徒となった者のみが会得する果報な踊りと云われている。
ソジンのうちはよくまちがえて、「パッとひらいた天の花」というが、実は「パッとひらいて天の花」このタとテの別が、ハッキリ分らなければ信徒にはなれない。