しかし白蝶貝は、真珠がなくとも貝殻自体が装飾品として相当の値(今の値で千五百円、二千円ぐらいか)で売れるのである。
昇龍丸が発見した海底の真珠貝は、貝殻も巨大であるが、真珠の含有率も甚だ良好であったのみならず、良質の真珠が多く、畑中の指が銀白色の真珠をつまみだすたびに、期せずして一同の口から歓声があがった。
採った真珠は数的には公平に分配することになっていた。
しかし白蝶貝は、真珠がなくとも貝殻自体が装飾品として相当の値(今の値で千五百円、二千円ぐらいか)で売れるのである。
昇龍丸が発見した海底の真珠貝は、貝殻も巨大であるが、真珠の含有率も甚だ良好であったのみならず、良質の真珠が多く、畑中の指が銀白色の真珠をつまみだすたびに、期せずして一同の口から歓声があがった。
採った真珠は数的には公平に分配することになっていた。