御家人くずれで、漢学の素養もあるが、道楽に身をもちくずしたこともある酸いも甘いもかみわけた通人夫婦。
五十をすぎて子供もなく、デタラメに薬を煮たてて病人をだましてきた呑気な夫婦で人生を達観し、一向にクッタクがない。
低能の東太のお守り役にはまことに適当な人物であった。
御家人くずれで、漢学の素養もあるが、道楽に身をもちくずしたこともある酸いも甘いもかみわけた通人夫婦。
五十をすぎて子供もなく、デタラメに薬を煮たてて病人をだましてきた呑気な夫婦で人生を達観し、一向にクッタクがない。
低能の東太のお守り役にはまことに適当な人物であった。