夏目漱石 『こころ』 知れているところでも悉皆は私に話す事ができなかった。 したがって慰める私も、慰められる奥さんも、共に波に浮いて、ゆらゆらしていた。 ゆらゆらしながら、奥さんはどこまでも手を出して、覚束ない私の判断に縋り付こうとした。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア