夏目漱石 『こころ』 それから「来ないんで張合が抜けやしませんか」といった。 帰る時、奥さんは「どうもお気の毒さま」と会釈した。 その調子は忙しいところを暇を潰させて気の毒だというよりも、せっかく来たのに泥棒がはいらなくって気の毒だという冗談のように聞こえた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア