伊達政宗は早くもここに目をつけで、この地だけは臣下に与えず自分の直轄地とし、年々ミノリ豊かなこの地の米を江戸へ売って儲けていたのである。
維新後のドサクサ以来、一力はここに目をつけて、自ら米の運漕をやって儲けていたが、正二郎をあわれみ、彼に儲けの確実な仕事を分け与えたのであった。
その年は特別の年であったから、一艘の米だけで正二郎は大儲けをした。
伊達政宗は早くもここに目をつけで、この地だけは臣下に与えず自分の直轄地とし、年々ミノリ豊かなこの地の米を江戸へ売って儲けていたのである。
維新後のドサクサ以来、一力はここに目をつけて、自ら米の運漕をやって儲けていたが、正二郎をあわれみ、彼に儲けの確実な仕事を分け与えたのであった。
その年は特別の年であったから、一艘の米だけで正二郎は大儲けをした。