そこで、弟の水彦、土彦両名の子供から一名を選んで本家の後嗣にすることになった。
ところが、水彦には木々彦という男子があったが、土彦はまだ結婚したばかりで、子がなかったのである。
水彦は次兄であるし、おまけに孫はその子の木々彦一人なのだから、文句なしに木々彦が本家の養子になりそうなものだが、駒守はそうせずに、選定を後日に残した。
そこで、弟の水彦、土彦両名の子供から一名を選んで本家の後嗣にすることになった。
ところが、水彦には木々彦という男子があったが、土彦はまだ結婚したばかりで、子がなかったのである。
水彦は次兄であるし、おまけに孫はその子の木々彦一人なのだから、文句なしに木々彦が本家の養子になりそうなものだが、駒守はそうせずに、選定を後日に残した。