さて、事件の起った日は、風守の誕生日であった。
内輪だけの祝いであるが、東京に在住しておる一番近い親戚として、水彦はじめ、木々彦も一枝も招かれて、この三名だけがお客様であった。
もっとも、分家として、御曹子の誕生日に奉祝の意を表しに現れるのは当然でもあったのである。
さて、事件の起った日は、風守の誕生日であった。
内輪だけの祝いであるが、東京に在住しておる一番近い親戚として、水彦はじめ、木々彦も一枝も招かれて、この三名だけがお客様であった。
もっとも、分家として、御曹子の誕生日に奉祝の意を表しに現れるのは当然でもあったのである。