坂口安吾 『明治開化 安吾捕物』 謎をとけば、哀れの至りで、寝ざめのよい事件ではない。 テンカンもちのキチガイなら、座敷牢を傷めもしようが、虚弱な業病人でメクラときては、傷めようもないのさ。 それを才子に見せかけるために、英信が風守になり代って詩文を書いたのも哀れなことだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア