しかし、そのカンヌキはかゝっておらず、開けることができた。
戸口にちかいところに、左近が妙なカッコウにゆがみながら俯伏して死んでいた。
背後から左近の背のほゞ中央を突いた小太刀が、ほとんどツバの附け根まで指しこまれ、肝臓の下部のあたりを突きぬいて一尺ほども刀の尖がとびだしていた。
しかし、そのカンヌキはかゝっておらず、開けることができた。
戸口にちかいところに、左近が妙なカッコウにゆがみながら俯伏して死んでいた。
背後から左近の背のほゞ中央を突いた小太刀が、ほとんどツバの附け根まで指しこまれ、肝臓の下部のあたりを突きぬいて一尺ほども刀の尖がとびだしていた。